ながたこいらのブログです。のんきに更新していくよ。


by ながたこいら
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反響が大きかったので。

おはようございます。
ながたこいらです。

上原美優さんの記事に、
コメントが返って来ていたので、
このハナシを少ししてみたいと思います。

おいらはPTSDサバイバーなのですが、
そもそもおいらがPTSDの原因である火事に巻き込まれたのが1973年のこと。

PTSDという言葉さえなく、
定義付けさえされていなかったのです。

日本でPTSDという言葉が一般化したのが、
1995年。
地下鉄サリン事件と阪神大震災などで、
一度に多数の人が心の傷を抱えてしまう、ということが起こった年です。
あるいは今年の東日本大震災も同じような状況だったのかもしれません。

ですが、PTSDに関する治療法なども、
確立はされていなかったし、
PTSDをケアするスタッフなんかも、
きちんとした研修などが行われているとは言いがたい状況でした。

PTSDは他の精神疾患と同様に、
抗うつ剤を飲めば治る、とされていました。

で、2001年に、
アメリカで同時多発テロが起こりました。
PTSDに関する臨床が進み、
PTSDは薬で治すものではない、という見解がこの頃専門家の間で生まれていたのも事実です。

と、いうのも、
アメリカでは、ブロザックをはじめとする精神安定剤の過剰摂取で、
OD(オーバードーズ)による自殺が相次ぎ、
あのニルヴァーナのカート・コバーンが死亡したのも、
安定剤の過剰摂取による自殺という、
上原美優さんと同じ死因だったんです。

医療保険制度が日本ほど充実していないアメリカでは、
精神安定剤をはじめとする薬を中心とした医療費が増大し、
そして安定剤を製造していた医薬品会社は、
ボロ儲けをしていました。
良心的なアメリカの精神科医の一部は、
薬に依存していたPTSD治療のメソッドを、
行動や生活改善に重きをおく治療法に切り替えました。
その結果、立ち直ったPTSDサバイバーが現れ始めました。

実は、
PTSDは誰でもかかりうる病気というか、症状なのです。
子供の頃に、ちょっと悪いことをして親に叱られたりしたことは誰でもあると思います。
叱られた後に、同じことをして、
「ああ、また親に叱られるんじゃないか」
っておびえた経験は誰にでもあると思いますが、
それも「広い意味でのPTSD」なのです。

レイプや、あるいは児童虐待の場合は、
そんな「生命の危機」から隔離できる環境を周りの人間が整えることによって、
PTSDの悪化を防げます。
少なくとも恒常的なフラッシュバックは減ってきます(100%なくなることは残念ながらないのですが)。
災害や戦争などでも同じだと考えられます。

そして何よりも、PTSDの最良な治療法は、
家族や恋人や友人といった、
身近な人の支えや信頼関係です。
感謝する気持ちです。

安定剤じゃないんです。
不安や怒りや恐怖を消す薬はこの世にはありません。

もし、今、仮に安定剤を服用しているPTSDの方には、
良心的な医療機関と信頼できるお医者さんに出会って、
少しずつ薬を減らすことをお勧めします。
独断で止めると、
OD(オーバードーズ)の危険性があり、自殺への道へ進んでしまうからです。

それから、
これからも何が起こるか分からないので、
PTSDにかかる人は生まれてくるでしょう。
もし仮にPTSDになってしまったら、
辛い気持ちを抱え込まないで表に出しましょう。
泣いてもいいし、大声で叫んでもいいのです。
話を聞いてもらいましょう。

そして、気持ちをやすらかに持って、
好きなことをして気分転換しましょう。

あなたが悪いってことは、
ないのです。
PTSDに関して言えば。

だから自分を責めないで、
自分を大切にしてあげて下さい。

ちょっと朝から重くなったけど、
大事なことなので全世界発信します。

ではでは。


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by keisuke-n1109 | 2011-06-05 04:50 | ブログ

上原美優さんのこと。

こんばんわ。
ながたこいらです。

おいらはPTSD(心的外傷後ストレス障害)からのサバイバー(生還者)なのですが、
この↓方も実はそうなるはずだったのです。

5月12日に天に召された上原美優さん。

彼女はレイプをされ、
心に深い傷を負ってしまったのですが、
この時に、警察や周囲の人たちが、
PTSDに対して正確な知識と適切な対処をして、
心身両面から上原さんをサポートしていれば、
彼女は自ら命を絶たなくてもよかったのです。

彼女の死を無駄にしないために、
あえてこの記事を書きます。

PTSDの中でも、
・幼児虐待
・レイプ
の場合は第三者による介入が必要です。

話をレイプに絞りますが、
レイプの場合は、暴行を受けた女性が、
「もう暴行を受ける心配は100%ない」と安心できる環境を整えないといけないのです。
もちろん当事者だけの力ではそれは不可能なので、
家族や恋人や地域社会の温かい支えと、
警察や保健機関の法的・社会的支援が不可欠です。

レイプされた女性を保護するためのシェルターなどの住居の提供や、
急性期に不安を解消するためのカウンセラーなどの確保など。

ですが、PTSDは薬では治りません。
「怒り」とか「恐怖」を抑える薬はこの世にありません。
あったとしても薬が切れるとより強い「怒り」や「恐怖」に苛まれ、
もっと強い「薬」に依存して逃げてしまう。


そして、PTSDを「薬物(処方された薬も含む)」で治そうとして、
「なんで私は精神安定剤を飲まなきゃいけないんだろう」
って周りの目が気になって、飲み続けている薬を全て自分の判断だけで止めてしまいます。

そうすると、ものすごく頭や心が混乱し、
不安や恐怖に苛まれ、
そして彼女は止めたはずの薬を袋ごと一気に全部飲んでしまいます。

もう、そうなると、不安や恐怖は最大限に増幅され、
何が何だか分からなくなり、
発作的に「死」を選んでしまいます。

上原美優さんの死因は、
オーバードーズ(OD=薬物の過剰摂取)による、
発作的な自殺行為です。


上原さんがレイプの被害に遭ったときに、
きちんとした対処がなされて、
精神安定剤を飲まされていなければ、
自殺は防げたのです。
周りのサポートと、
正確な知識があれば、
彼女は死ななくて済んだのです。

ようやく落ち着いて、
このことをブログに書けました。

それから、
現在、PTSDで精神安定剤をやむなく服用している方へ。

独断で安定剤を止めるのではなく、
お医者さんと相談して少しずつ減らして下さい。
そして、アルコールとカフェインの摂取を止めて下さい。
それだけで、社会復帰への第一歩が踏み出せるのです。

それから、
あなたが好きなこと、やりたいことをまず見つけて下さい。
それを持てるだけで、生きていけます。

ちょっと重い内容になったけど、
最後まで読んで頂きありがとうございました。


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by keisuke-n1109 | 2011-05-26 18:39 | ブログ
こんばんわ。
ながたこいらです。

PTSD経験者が語るPTSDケアのアドバイス・続き。

11・テレビを消しましょう。
→阪神・淡路大震災のあとのPTSDをテレビのオウム真理教報道に影響されて悪い方向に心の傷を増幅させた少年が酒鬼薔薇聖斗になって神戸の児童殺傷事件を起こしたという事実があります。
本来、PTSDに対する対応を母親ないし医療機関がきちんと取って、しかもその加害者少年にテレビを見せなければ、あんな悲惨な児童殺傷事件は防げたのです(断言)。

テレビの報道やワイドショーはPTSDに苦しんでいる人間にとっては百害あって一利なしです。
悲惨な映像や画像を見ただけで二次的なPTSDに苦しむ人間を増産しています。

情報はラジオやネットから入手しましょう。

12・就職や仕事は無理をしないで下さい。
→社会に参加するのは大事です。
が、無理は禁物です。
就職や仕事を続けるためには職場の理解が不可欠です。

もし、PTSDに現時点で苦しんでいて、なおかつ就職や仕事を新しく始めたいなら、
・公立の精神保健福祉センターのデイケア

・通所・入所の授産施設
もしくは公立の障害者就職支援センター

・一般企業の障害者トライアル雇用

の、順番が間違いありません。

「障害者扱い」されることすら嫌だ、という人もいるかもしれませんが、
それは自分のトラウマに向き合っていない事実です。

それからPTSDの発症者のご家族、とくに父親や母親に、
「我が子が障害者扱いされることを認めない」親や親族がいます。
そういう家族のPTSDに関する「無理解」がPTSD発症者を一番苦しめます。

PTSD発症者は、PTSDという事実で深く傷ついている上に、
今度は「精神障害者」という「世間」のレッテル貼りで二重・三重苦しみを味わうのです。
一番身近な家族・親が一番理解してあげなければならないはずです。

そして、PTSDの原因は断じて自己責任ではありません。
もっと自由でいいはずです。

13・PTSDには国から経済的な支援があります。
→障害者手帳が取れます。障害者年金を受け取れます。
現在就労していなくて、しかるべき医療機関にかかっているPTSD発症者なら障害者年金2級はもらえるし、年金料や住民税なども減免されます。
一ヶ月¥65,000以上はもらえます。

14・PTSDには国からの人的支援も受けられます。
→大きな精神科の病院には精神保健福祉士(psw)が常駐しているし、
社会復帰支援の施設も完備されています。
どんどん活用しましょう。
そして甘えましょう。

ただし、カウンセラーによるカウンセリングは医療保険が効かないので注意しましょう。
(本来ならばカウンセリングも医療行為として保険診察の対象にしなければいけないのですが)

15・弱者権力にはならないで下さい。
→PTSDそのものは「才能」ではありません。
そしてPTSDだからって「権力」を持っている訳ではありません。

マスコミや社会運動に毒されている奴らは、
「弱者」を盾にして社会運動を起こして騒ぎ立てるきらいがあります。
PTSDの苦しみを吐露するのはいいですが、
PTSDでない人間に無理矢理「共感してもらう」のは違うと思います。

薬害エイズの時に、
血友病患者でエイズを発症していた川田龍平さん(現在はみんなの党所属の国会議員)を担ぎ上げて、学生を社会運動に巻き込んでしまった左翼団体が現にあります。

特定の社会運動を絶対の正義と勘違いして、
自分の存在価値が社会運動になってしまって、
就職もせずに社会運動のプロになってしまった人間が多数この国にはいるんです。残念ながら。

そんなことに自分の心の傷を「利用」されることは、
自分の心の傷をひどく悪化させるだけです。
そして、そういう「社会運動家」が、
PTSDへの「間違った偏見」を助長してしまいます。

最後は思い切り「本音」を語ってしまいました。

では。

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by keisuke-n1109 | 2011-03-22 18:12 | ブログ
おはようございます。
ながたこいらです。

前回の続きです。
PTSD経験者のおいらがPTSDについての対処法を書き込みたいと思います。

5.ブログを書く。
→自分の本音を書き綴ることは有効な手段です。
そしてそれを公表することで、同じような痛みを抱えた人とネット越しにコミュニケーションが(ヴァーチャルですが)できます。

ただし、PTSDにかかった人は「本音を隠す」傾向があります。
なかなか周りが気になってネット上でもタテマエで語ってしまいます。
本音を言っていいのです。いつも抑えているから。
周りにどう見られるか、はかまわなくていい。

で、仮にPTSDの事実が他人に知られても、
ほぼ99%の人があなたに同情します。
悪く取ったり迷惑に感じる人は少なくともネット上ではいないと思って下さい。

6.周りの人に頼る、甘える。
→これも大事です。
甘えていいんです。あなたは被害者だから。
心の傷を負っているから。

むしろ「何でも自分でがんばってやってみる」って無理することは、
かえってよくないのです。

7.トイレ掃除をする。
→排泄が安定します。体調がよくなります。
そしてPTSDの人は用心深いのでトイレ掃除も丹念にやるのでみんなに喜ばれることが多いです。
周りに喜ばれる行為を進んでやることが心の浄化につながるのです。

8.精神安定剤・睡眠導入剤の服薬はお医者さんとよく相談して決めて下さい。
→これについては、ネットやメディアの情報に振り回されないようにして下さい。
それから未成年(20歳未満)の人のSSRIの服用は慎重に判断してください。
しっかりしたお医者さんや医療機関、精神保健福祉センター等公共機関などの社会的リソースはフル活用して下さい。

9.コーヒー・紅茶・緑茶などのカフェイン飲料の摂取は控えましょう。
お酒・タバコの摂取はできるだけ控えましょう。
→夜、眠れなくなるからです。

10.麻薬や覚せい剤、シンナーや向精神薬の乱用は絶対にやめましょう。

おいらのブログの情報に間違いがあったら是非コメントして下さい。
必ずお答えします。

これはおいらが実体験で経験したことから分かったことです。

では。

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by keisuke-n1109 | 2011-03-22 10:41 | ブログ
おはようございます。
ながたこいらです。

こちら熊本はかなり落ち着いてきたのですが、
被災地はまだ混乱のさなかだと思われます。
特に、女性や子供の心のケアを、
そろそろ考えなきゃいけない段階に入っていると思われます。

おいらは2歳の時に火事に巻き込まれ、
世界で一番最初にできた親友を亡くしました。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)の経験者です。

ので、
おいらも被災した人と、
ほぼ似たような経験をしています。

おいらの実体験から、
いくつか心のケアについてのアドバイスができると思います。

参考までに。

1.PTSDの人は、感情を抑えてけなげに振る舞う傾向がある。
→強いショックにより感情が一時的に麻痺するんですね。
で、自分の感情を抑え込んでしまう。
「顔で笑って心で泣いて」って状態をずっと引きずってしまいます。

特に幼少時にトラウマを経験すると、
けなげな状態を大人になるまで続けて、
感情を抑え込んで、「本音」を言わなくなります。
何がやりたいのかわからないのですね。

で、抑えられた感情が時々、「暴発」してしまうんですね。

これに関しては、カウンセリングが有効です。

2.PTSDの人の治療法として有効なのは音楽、それもライブやコンサートなどの実演を生で見ること。
→実はおいらがライブ好きなのは、おいらの実体験が関係しています。
ライブで心身に感動を与えることは、リフレッシュにもなります。
そしてライブで大声を出したり、体を揺すったり、汗をかいたりすることで、夜はぐっすり眠れるんですね。
音楽はとても有効な治療法です。

3.PTSDの人は表現者として優れた素質を持つ。
→このいい例が作曲家のヨハネス・ブラームス。
ブラームスは幼い頃から娼婦がたくさんいたような居酒屋でピアノを弾いていて、
性的にトラウマを抱えていました。

ですが、彼は自分のトラウマと向き合って、
あれだけの素晴らしい楽曲を世に送り出したのです。

PTSDの人は弱者に対しての「共感能力」が高いので、
自分のトラウマときちんと向かい合えば、芸術を生み出す能力があります。

4.PTSDの究極の治療法は自分の好きなことをやること。
→結局、これに尽きます。
おいらも音楽をやりはじめて、気持ちが楽になりました。

まあ、ここまではおいらの実体験からのハナシですが、
PTSDについてのわかりやすい本を紹介します。
「PTSDってなに?」キャロリン・シンプソン&ドゥエイン・シンプソン著 水澤都加佐 訳 大月書店

です。

この本に全て書いてあります。
中学生以上の人ならだれでも読めるくらい平易に書いてあるので、
おすすめです。

まだまだ、
おいらが力になれる情報があったら、
どんどんupしていきます。

ではでは。

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by keisuke-n1109 | 2011-03-22 05:55 | ブログ