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ながたこいらのブログです。のんきに更新していくよ。


by ながたこいら
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岡本太郎の芸術論。

こんばんわ。
そしてアクセスありがとうございます。
AKB48の総選挙でさしこが4位に入ったのを素直に喜んでいるながたこいらです。

※http://sasihararinogazou.blog.so-net.ne.jp/より抜粋。さしここと指原莉乃。
「さしこようやったお兄さんは嬉しいぜよ」みたいな心境です。


アイドルとかでもただ「きれい」なだけでは生き残れない。
ちょっとくらい醜くても何か一つ光るものを持っている人の方が最後は勝てる。
アイドルのみならず、芸術とか音楽とか文学なんかでもそうかもしれません。

ってなことを、今から30年以上も前に予言していた天才が日本にいました。

その天才とは、世界の岡本太郎。

※http://miles-tone.jp/より抜粋。天才・岡本太郎。

たまたま岡本太郎の『今日の芸術』っていう本を読んでいたのですが、

※"http://fukuhen.lammfromm.jp/より抜粋。岡本太郎著『今日の芸術』講談社刊。

岡本曰く「芸術はきれいであってはならない」とのこと。
どこかに「いびつさ」や「汚らしさ」や「品のなさ」を持たなければいけない、だそうです。
芸術に正解はないし、正論で芸術は語れない、と。

「日本で例えば美術って言えば、西洋のピカソとかセザンヌとかルノアールとかの『模写』あたりから入る人が多いのですが、それでは真の芸術ではない。子供に画用紙を与えて好き放題勝手に感性の赴くままに描かせるところから入らなきゃ行けない」みたいなこともおっしゃっていました。

「感性」が「近代合理主義」の犠牲になっていて、そこで自分をごまかしている大人ばかりになったので、若い人たちが萎縮して芸術をやれなくなった、と30年前にも岡本太郎は指摘しています。
平成の今も全く変わってませんね。

西洋の模写でもなく、かといって土着的な日本をそのまま海外に出すというやり方でもなく、日本流の合理主義に西洋的な価値観を上手に取り込み、なおかつ西洋の欠陥も批判的に受け入れて新しい価値観を作っていった方がいい、というスタンスらしいのです。

そして「新しい」という言葉の「罠」についても語っています。
「新しい芸術」として誰かが「評価を下した」段階でそれは「新しくない」のです。
(同じことをbisっていうグラスゴーのオルタナバンドも歌っていましたね)

「新しいもの」というのはまず、頭の固い大人には認められない宿命がある、とも。
かならず古い価値観と衝突します。摩擦が起きます。
「絶対こんなものは芸術じゃない」って言われますよ、と。

セザンヌやゴーギャンやゴッホだって、みんな時の美術評論家から「下手くそ」と罵倒されていたそうです。
今でこそ彼らは巨匠ですが、生前は食うや食わずの毎日で、日銭すら稼げなかった。
なまじ当時認められていた画家とかが、歴史上に名を残していません。

おいらも「上手くやろう」とか「きれいな音楽をやろう」とかなまじ思わない方がいいのかもしれません。
「嫌われてもともと」という図太さを持った方がいいのかもね。
必ず歴史に名を残したバンドって当時の評論家から「絶対お前らの音楽は売れない」って言われた経験があります。ビートルズ、ストーンズ、ピストルズ、アズテック・カメラさえも。

AKBだって「バンドブームの時にアイドルユニットとかやるなんてバカだ」って何回も言われたんだからね。

あまり大人の顔を見ないで音楽をやっていこう、って思いました。まる。

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by keisuke-n1109 | 2012-06-07 17:32 | 音楽